誰もが陥る罠。プロスペクト理論

マインド

こんにちは。今回お話しするのはFXを始めたばっかの頃、誰もが陥るであろうプロスペクト理論についてお話ししていきます。

プロスペクト理論とは?

人は合理的に行動しないという心理学・行動経済学の理論です。
1979年にカーネマンとトヴェルスキーという心理学者が提唱しました。

一言で言うと…

人は「得をする喜び」よりも「損をする痛み」に強く反応する

FXに例えるとすると…

トレードしていて利益が出てる状態と、含み損を抱えてる状況を想像してください👇

状況評価損益
+1万円の利益「少し利益が出た」→すぐ利確したくなる
-1万円の損失「戻るかも…」→損切りできない

利益が出てる時は少しのプラスでも利確したくなり、損失の時は戻るかもしれないと思って損を確定したくない。

これがまさにプロスペクト理論の典型例です。

🧠 人の心が陥る2つの罠

これは人間なら誰もが感じてしまう自然な心理だそうです。

① 利益が出ているとき → 「確実に利益を得たい」

→ 小さな利益ですぐ利確してしまう(=利を伸ばせない)

📈 例:
+1万円になった途端に決済。
その後さらに+5万円まで伸びて、「あぁ、早く利確しすぎた…」となる。

一度伸びてた利益が少し減っただけで利確してしまう。


② 損失が出ているとき → 「損を確定したくない」

→ 損切りを遅らせる(=損を拡大してしまう)

📉 例:
-1万円 → 「戻るまで待とう」
→ -3万円 → 「もう少し…」
→ -10万円 → 「こんなはずじゃ…!」

⚖️ プロスペクト理論をFXで活かすには?

✅ 1. エントリー前に損切りラインを決める

人間の本能として「損を避けたい」だけ。
→ だからこそ、機械的なルール(損切りライン)を決めて守るのが重要。

✅ 2. 「利を伸ばす」練習をする

利益が出たときほど冷静さを保つ。
「感情で考えるのではなくチャートを見る!」

これも利益確定ラインをエントリー前から決めてOCO(決済予約)注文がおすすめです!

✅ 3.FXは資金管理とメンタルゲーム

FXはメンタルゲームでもあります。
勝ち負けの多くは、「自分の感情をどう扱うか」で決まる。

1.感情が乱高下するようなロットでやらない。

2.決めたルールを守る。

💡 まとめ

内容意味
プロスペクト理論人は損を嫌う性質を持つ
FXでの現象損切りできず、利確を早める傾向
対策ルール化・感情をコントロールする

エントリー前に「損切り位置」、「利益確定位置」このふたつを決めてOCOで決済を自動化したらチャートを見ないっていうのもおすすめです!

いかがでしたか。皆さんもプロスペクト理論に陥らないようにがんばりましょう٩( ‘ω’ )و

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